国内:津軽海峡が震源で震度4以上は初

4月5日(土)4時15分頃、津軽海峡を震源とするマグニチュード4.1、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。この地震で北海道福島町で最大震度4、北海道道南や青森県で震度1〜2の揺れを観測しています。
津軽海峡を震源とするマグニチュード4以上の地震は2008年以来17年ぶりで、震度4以上を観測するのは、詳しい統計が残る1919年以降で初めてです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
津軽海峡では震源が10km前後の浅い領域でマグニチュード4前後の地震が時々発生していて、今回の地震はこのタイプです。1954年にはマグニチュード5.4の地震があり最大震度3を観測。現在のように地震計が多く設置されていれば、震度4以上の揺れがあったと考えられます。
津軽海峡を震源とするマグニチュード4以上の地震は2008年以来17年ぶりで、震度4以上を観測するのは、詳しい統計が残る1919年以降で初めてです。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
津軽海峡では震源が10km前後の浅い領域でマグニチュード4前後の地震が時々発生していて、今回の地震はこのタイプです。1954年にはマグニチュード5.4の地震があり最大震度3を観測。現在のように地震計が多く設置されていれば、震度4以上の揺れがあったと考えられます。
国内:大隅半島東方沖で再び地震

4月2日(水)23時03分頃、大隅半島東方沖を震源とするマグニチュード6.1、深さ36kmの地震が発生しました。この地震で鹿児島県鹿屋市、志布志市、宮崎県宮崎市、日南市、串間市などで最大震度4、九州の広い範囲で震度3の揺れを観測しています。
地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。大隅半島東方沖でマグニチュード6以上の地震が起きるのは2000年以来25年ぶりになります。
この領域では3月29日(土)にもマグニチュード4.6の地震が起きたばかりで、地震活動が活発です。しばらくは活動に注意をしてください。
地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。大隅半島東方沖でマグニチュード6以上の地震が起きるのは2000年以来25年ぶりになります。
この領域では3月29日(土)にもマグニチュード4.6の地震が起きたばかりで、地震活動が活発です。しばらくは活動に注意をしてください。
世界:世界ではM6以上の地震が多く発生

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は5回発生しています。最も大きな地震はパプアニューギニアと大西洋で発生したマグニチュード6.9です。
日本時間の5日(土)早朝にパプアニューギニア近海を震源とするマグニチュード6.9、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
そのほか、大西洋北部や太平洋南極海嶺、トンガ近海などでマグニチュード6以上の地震が発生し、前週と合わせた2週間で11回に達しました。
それぞれの地震は直接的な関連性が薄く、近い時期に多発したのは偶然であると考えられます。地震は多い時期、少ない時期を周期的に繰り返すため、過度に心配をせず、地震への備えは常日頃から行っておくのが大切です。
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日本時間の5日(土)早朝にパプアニューギニア近海を震源とするマグニチュード6.9、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
そのほか、大西洋北部や太平洋南極海嶺、トンガ近海などでマグニチュード6以上の地震が発生し、前週と合わせた2週間で11回に達しました。
それぞれの地震は直接的な関連性が薄く、近い時期に多発したのは偶然であると考えられます。地震は多い時期、少ない時期を周期的に繰り返すため、過度に心配をせず、地震への備えは常日頃から行っておくのが大切です。
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出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。