九州北部や山陰で花粉大量飛散　8割以上の人に症状

九州などはヒノキ花粉の最盛期

高気圧の中心が東日本に移り、西から低気圧が近づいていることで西日本では南寄りの風がやや強まっています。13時30分までの最大瞬間風速は福岡県福岡市・博多で15.9m/s、鳥取市で12.4m/sを観測しました。

この風によって山の風下側となる九州北部や山陰では花粉の飛散が増えています。ウェザーニュースが独自に設置している花粉観測機・ポールンロボの観測では、福岡県や島根県で「極めて多い」ランクに達している状況です。

また、ウェザーニュースアプリ利用者からの症状報告でも、九州や中国地方では8割以上の方に何らかの症状が出ています。西日本はヒノキの花粉の最盛期となっていますので、外出時の対策に加え、帰宅時に室内に花粉を持ち込まないなどの工夫も欠かせません。
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