アメリカは大寒波の影響で低温に
世界の気温は20世紀の平均よりも1.26℃高くなりました。昨年(+1.41℃)、2016年(+1.34℃)に次ぐ2月としては過去3番目の高さです。
地域ごとの違いは大きく、ロシアなど北半球の高緯度の地域で平年を大幅に上回りました。その一方でアメリカ中部からカナダ西部は平年よりも大幅に低く、東ヨーロッパや中東、中国などは平年よりも低くなっています。
北半球の高緯度で高温になったことで北極の海氷は非常に少なく、過去最も少ない水準でした。
なお、NOAAの組織であるNCEI(国立環境情報センター)は2025年の世界の年間気温のランキング見通しを更新し、現時点では最も暖かい年になる確率が1月時点の7.1%から4%に低下しています。
地域ごとの違いは大きく、ロシアなど北半球の高緯度の地域で平年を大幅に上回りました。その一方でアメリカ中部からカナダ西部は平年よりも大幅に低く、東ヨーロッパや中東、中国などは平年よりも低くなっています。
北半球の高緯度で高温になったことで北極の海氷は非常に少なく、過去最も少ない水準でした。
なお、NOAAの組織であるNCEI(国立環境情報センター)は2025年の世界の年間気温のランキング見通しを更新し、現時点では最も暖かい年になる確率が1月時点の7.1%から4%に低下しています。
日本の2月は西日本を中心に平年より低い
日本の2月の平均気温は、都市化の影響が比較的小さい全国15か所の代表地点の観測値の平均で−0.46℃でした。相次ぐ寒波の影響で平年を下回っています。
世界の傾向と同様に地域差が大きく、寒波の影響を強く受けた西日本では平年よりも2℃以上低くなった地域があり、北海道ではオホーツク海側を中心に2℃以上高くなった地域がありました。
» 関連記事 2月の気温は相次ぐ寒波で基準値下回る
世界の傾向と同様に地域差が大きく、寒波の影響を強く受けた西日本では平年よりも2℃以上低くなった地域があり、北海道ではオホーツク海側を中心に2℃以上高くなった地域がありました。
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