埼玉県や茨城県で見頃の地点が多くなっています。東京でも内陸部から色づきが始まっています。

・袋田の滝(茨城県)
第1観瀑台からは正面に水しぶきを上げる滝の姿、エレベーターで第2観瀑台に昇れば滝の全景を見ることができます。袋田の滝は、平成27年3月に国の名勝に指定されました。令和5年4月には観瀑トンネルがリニューアルされ、さまざまな光の演出を楽しめるようになりました。

・長瀞（岩畳、月の石もみじ公園、宝登山）(埼玉県)
荒川の流れに浸食され形成された岩畳に映える、色鮮やかな紅葉は圧巻です。長瀞の川下りを楽しみながら大自然の秋を堪能してください。月の石もみじ公園では、赤く色づくモミジを中心にライトアップされます。幻想的な夜をお楽しみ下さい。

・宮ヶ瀬湖 (神奈川県)
遊覧船で湖面からの紅葉を楽しめます。秋の公園内を巡るセグウェイツアーやロードトレイン車窓からも美しい景色を堪能できます。

・落石(栃木県)
「関東の嵐山」とも呼ばれ、山々の紅葉と清流那珂川が見渡せます。落石から興野にかけ、木々が色づく山の岸壁が那珂川にせり出す風景はまさに絶景です。付近にかかるつり橋「鳥山大橋」や、近代遺産にも指定されている「境橋」は写真スポットとしてもおすすめです。

・洞窟観音　徳明園(群馬県)
紅葉の名所としては群馬県内で屈指の規模と90年の歴史を誇る「徳明園」は、併設される洞窟観音建設時に出た土を盛って造園されたため高低差があることが特徴で、比較的長い期間紅葉を楽しむことができます。池泉回遊式、枯山水、苔庭、石庭を配する北関東随一の観音浄土庭園の紅葉はまさに壮観です。夜のライトアップは昼の景色とは全く異なる荘厳な雰囲気を楽しめます。

» 関東地方の紅葉名所一覧

週末の天気見解

週末は上空に強い寒気が入ります。関東周辺は山を越えて乾燥した空気が流れ込み、日差しの届く所が多くなる見込みです。特に日曜日はスッキリと晴れる予想です。ただ、北部の山沿いは日曜日もやや雲が目立つ空となります。

関東北部の峠道では土曜日の朝に路面が凍結している可能性があります。栃木県や群馬県の紅葉はほとんど落葉していますが、もし通行する際は路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。

土曜日は風が強く吹くため、日曜日は落ち葉の絨毯も楽しめそうです。防寒対策はしっかりと行ってください。

標高の高い地域から市街地へ、見頃のエリアが移っている時期です。河口湖畔や香嵐渓などで見頃となっています。

・河口湖畔(山梨県)
10月28日〜11月23日にもみじ回廊をメイン会場として「紅葉まつり」が開催されます。川の両脇に約60本の古木もみじがきれいに色付き、期間中は午後10時までライトアップされます。また河口湖の北岸を走る湖北ビューラインでは紅葉と富士山、湖をセットで楽しめます。

・香嵐渓(愛知県)
香嵐渓のもみじは約390年前、香積寺の11世住職・三栄によって植えられたのが始まりと言われてます。その約4000本のもみじと澄んだ川とのコントラストが美しい姿を見せてくれます。もみじまつり期間中は足助中馬館で『中世の足助展』も行われます。「八草〜香嵐渓」を結ぶ直行バスは11月中旬から運行し、渋滞を避けルートを変えて走るので、香嵐渓アクセスに便利です。

・南アルプス街道・早川渓谷(山梨県)
新倉〜湯島間は、急流によって削られた岩肌に力強く根を張るもみじやカツラなどが鮮やかに被います。現在、見頃を迎えています。

・天城峠(旧天城トンネル付近)(静岡県)
「天城トンネル」は明治38年に作られ、石造りのトンネルとして国内最長(長さ445.5m。巾約4.1m)です。湯ヶ島側の入り口が綺麗に紅葉が撮れるポイントです。

・龍潭寺(静岡県)
春の花、夏の新緑、秋の紅葉と移り行く季節とともに国指定庭園も変化して行く姿と、石の不変なる姿との対比が心をうちます。紅葉まつり(特別展示等)は10/1〜12/10です。

・郡上八幡城(岐阜県)
日本最古の木造再建城である郡上八幡城はもみじの名城として知られており、11月の紅葉シーズンは特に人気があります。白亜の天守を取り囲むように紅葉が色付く様は、「天守炎上」と例えられる圧巻の光景となります。山城のため、城下町や奥美濃の山々を一望できる眺めも人気です。

・赤目四十八滝(三重県)
数多くの滝が次々と見られる壮観な渓谷です。往復約3時間の散策コースは遊歩道が整備されています。渓流と滝の白さに映える紅葉が満喫でき、「長坂山トレッキングコース」から見渡す山並みの紅葉は絶景です。

・公益財団法人中野邸記念館「四季の庭・泉恵園」(新潟県)
12000坪の山庭には130種、2000本のもみじがあります。このもみじは京都や四国から色のよいものを選んで植えたものです。赤・橙・黄さまざまに彩られたもみじを眺めながら散策ができます。

・芦城公園(石川県)
芦城公園は加賀三代藩主前田利常の晩年の居城であった小松城の三の丸跡に造られた公園です。桜やツツジ、菖蒲、百日紅、紅葉、雪づりなど四季折々の風情を楽しむ事が出来ます。

» 中部地方の紅葉名所一覧

週末の天気見解

週末は上空に強い寒気が入ります。冬型の気圧配置となるため、北陸ではスッキリしない天気になります。

特に土曜日は雷や突風を伴った強い雨が降り、山沿いでは雪が降るおそれもあるため、外出はおすすめできません。

東海や甲信は日曜日を中心に晴れて日差しが届きます。

土曜日は沿岸部を中心に風が強く吹くため、日曜日は落ち葉の絨毯と共に紅葉狩りが楽しめそうです。防寒対策はしっかりと行ってください。

京都でもいよいよ紅葉シーズンに突入です。府内で色づいているスポットが多くなってきました。

・嵐山(京都府)
嵐山全域でモミジなどが紅葉し、山全体が赤や黄色に染まります。渡月橋上流一帯の山々や、寺や神社など、紅葉を楽しめるスポットが多くあります。

・天龍寺(京都府)
世界遺産である曹源池庭園が見どころです。11月11日〜11月30日は朝7時30分には開門しています。曹源池庭園の裏側の参道は「紅葉のトンネル」で、庭園内の龍門亭では篩月(しげつ)謹製の精進料理がいだだけます(要予約)。

・大阪城公園(大阪府)
大阪城公園東側の約1kmに渡るイチョウ並木や、天守閣前の推定樹齢300年の大銀杏の黄金の枝垂れ、桜紅葉の西の丸庭園(有料)から望む大阪城が見所です。

・万博記念公園(大阪府)
自然文化園紅葉渓のもみじの滝と日本庭園の滝周辺では、見頃を迎えると鮮やかに朱色に染まったモミジが来る人の目を楽しませます。また、自然文化園西大路のプラタナスの黄色く色づいた葉は、石畳の通りとマッチしていつもとは違った表情を見せてくれます。高さ19mの展望タワーから眺める、秋色の万博記念公園はまさに絶景です。

・比叡山ドライブウェイ(滋賀県)
ドライブウェイ沿線随所に見所があります。現在見頃を迎え、絶景ポイントは夢見が丘(琵琶湖、大津市街の夜景と紅葉ライトアップ)です。

・六甲有馬ロープウェー(兵庫県)
紅葉の一番の見どころは有馬温泉駅付近で、カエデ、ブナ、ウルシなどの木々が多彩に分布しており、紅葉・黄葉、常緑の木々の鮮やかなコントラストが楽しめます。13日時点で、六甲山頂駅付近は落葉はじめ、もみじ谷、湯槽谷から最高峰付近、ロープウェー有馬温泉駅周辺は見頃となっています。

・神戸市立森林植物園(兵庫県)
10/28から12/3の期間中「森林もみじ散策」を開催しています。長谷池周辺のハナノキ(絶滅危惧種)は特に色鮮やかで一見の価値があります。38種約3000本の木々が赤や黄に美しく染まっていきます。国際親善の森（シアトルの森・天津の森・ブリスベーンの森・リガの森）では、世界の紅葉もお楽しみいただけます。

・奈良公園(奈良県)
サクラ、イチョウ、モミジが順に色づきを見せます。巨木、古木、若木の混生によりそれぞれの特徴を活かし景観を保っており、公園に生育する1233頭の鹿の群は樹木と共に自然環境の中で共存共栄しています。若草山や、世界遺産に登録されたことで有名な春日山原始林を含む広大な園内で、一日ゆっくりと悠久の時を楽しんでください。

» 近畿地方の紅葉名所一覧
» 京都 例年の紅葉見頃カレンダー

週末の天気見解

週末は上空に強い寒気が入ります。特に土曜日は寒く、スッキリしない天気となります。雨の可能性もあるため、紅葉狩りはスッキリと晴れる日曜日がオススメです。

寒くなるので暖かい服装でお出かけください。

平野部で本格的な紅葉シーズンを迎え、紅葉の名所として知られる宮島(広島県)で見頃になっています。

・井山宝福寺(岡山県)
画聖、雪舟が幼いころ修行した寺で、涙でネズミの絵を描いたという伝説で有名です。寺をバックに鮮やかに紅葉した約2000本のカエデが見事です。

・宮島(広島県)
イロハカエデ、オオモミジ、ヤマモミジ等、多種品が群生しており長期間紅葉を楽しめます。園内には清流「紅葉谷川」も流れ、多くの方を魅了し続けています。宿泊施設は宮島町内に20軒程度あります。

・大寧寺(山口県)
大寧寺内にある長門豊川稲荷神社へ続く脇道にある東屋がおすすめポイントです。屋根付の休憩所があり、周辺が全て紅葉に囲まれ絶好の紅葉スポットとなっています。

» 中国地方の紅葉名所一覧

週末の天気見解

週末は上空に強い寒気が入ります。土曜日の朝は山沿いを中心に雪が降り、積雪のおそれも。峠道の運転の際は冬用タイヤを着用し、路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。山陰の平地でも雪の混じる可能性があります。

日曜日は各地でスッキリと晴れる予想です。紅葉狩り日和となりますが、朝の峠道は凍結のおそれもあるためお気を付けください。

四国でも紅葉が見頃のエリアが広がっています。平野部にある名所でも見頃を迎えています。

・大窪寺(香川県)
奇岩に覆われた標高約770mの胎蔵ヶ峰を借景にたたずむ、四国霊場八十八ヶ所結願の寺です。山々に抱かれた寺の周辺は季節によってさまざまな顔を見せ、モミジやカエデ、イチョウの大木が色づく秋の景観はまさに息をのむほどの美しさです。お遍路さんに交じって紅葉狩りを楽しむ観光客が大勢訪れます。

・香川用水記念公園(香川県)
せせらぎの川沿いにあるイロハモミジの水辺の紅葉や、記念の広場のモミジバフウのグラデーションなどが見どころです。

・祖谷渓(徳島県)
深く切り込んだV字型の渓谷には、エメラルドグリーン色の祖谷川が流れ、上から覗き込めば目がくらむほどはるか下に川が見えます。秋には谷底から峰まで山全体が紅葉し、自動車、バスからも眺められます。祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道の開設工事で残った岩が突きでており、岩の上にはかつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに作られた小便小僧が立っています。

・富郷渓谷(愛媛県)
富郷ダム下流約6kmにわたって変化に富んだ渓谷美が続きます。絶景ポイントは戻ヶ嶽、富郷キャンプ場への進入吊り橋(黄緑色)付近です。

・轟の滝(高知県)
日本の滝100選にも選ばれた落差82m、3段の轟の滝を彩る紅葉は、風情豊かな景色を見せてくれます。

» 四国地方の紅葉名所一覧

週末の天気見解

週末は上空に強い寒気が入ります。特に土曜日は寒く、スッキリしない天気になります。雨の可能性もあるため、紅葉狩りはスッキリと晴れる日曜日がオススメです。

寒くなるので暖かい服装でお出かけください。

見頃の遅いエリアですが、朝晩の冷え込みで段々と紅葉を楽しめるエリアが広がっています。

・呑山観音寺(福岡県)
参道の石畳と紅葉の並木が美しい天王院周辺では千本のモミジが一斉に紅葉し、境内全体が赤く染まります。百観音堂周辺には1000本のドウダンツツジがあり、紅葉した葉が真紅の壁を作り、ここだけの景色を楽しめます。

・帆柱自然公園・皿倉山(福岡県)
皿倉山は豊かな自然に恵まれ、山頂からは洞海湾一帯をはじめ北九州市域のほとんどが見渡せます。また、100億ドルの夜景としても有名です。遊歩道の散策もおすすめで、ケーブルカーから紅葉を楽しむこともできます。

・大川内山(佐賀県)
三方を山に囲まれた秘境ムードあふれる大川内山は、別名「秘窯の里」として親しまれています。目を奪われるのは、山水画にも似た大屏風奇岩の景観です。近くには鍋島藩窯公園があり、300有余年の歴史を誇る伊万里焼の全てがこの公園に甦り、歴史を感じさせてくれます。

・両子寺(大分県)
境内一帯に500〜600年の山もみじがあります。特に時雨紅葉は、晴天の日でも時雨が降るようにしずくが落ちることで有名です。瀬戸内海国立公園の中に境内が位置し、県内屈指の紅葉スポットです。

・見立渓谷(宮崎県)
傾山系を源流とする全長24kmにおよぶ日之影川上流部に広がる渓谷です。奇岩と清流の地として知られ、渓流沿いの木々が赤く色づき、見事な景観が楽しめます。シーズン中や毎年11月に行われる見立渓谷紅葉祭には多くの観光客が訪れます。

» 九州地方の紅葉名所一覧

週末の天気見解

週末は上空に強い寒気が入ります。特に土曜日は寒く、スッキリしない天気になります。雨の可能性もあるため、紅葉狩りはスッキリと晴れる日曜日がオススメです。

寒くなるので暖かい服装でお出かけください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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